トライバルタトゥーは尊重すべきという意見
トライバルタトゥーとは民族、あるいは特定の団体への帰属を示すサインです。
2013年に入浴拒否で話題になったマオリ族の方については、その入れ墨(タトゥー)は「伝統」であり、「民族の誇り」そのものでもあります。
ならば尊重すべきという声が多数上がりましたが、一方で現実には本来の意味でトライバルタトゥーを施している人口は減少する一方なのです。
日本国内で見られる入れ墨(タトゥー)は基本的にファッションタトゥーであって、もはや民族の誇りとはかけ離れてしまっています。
トライバルタトゥーを許容すればほかのタトゥーも同様に扱わなければならないのではないか。
もし特例として許容するのであればどのようにして線引きすればいいのか。
線引きしたとして利用者が納得するのか。議論は火が燃え上がるように野に広がったものです。
ファッションタトゥーとトライバルタトゥー
伝統的なトライバルタトゥーを守り抜いている民族は貴重な存在です。
しかし、その人々を尊重するにしても、ファッションタトゥーのなかにもトライバルタトゥーのモチーフは取り込まれているので、図柄からの区別は非常に困難となっています。
自己申告による判断では根拠が不十分。場合によっては入浴施設などの運営に悪影響を及ぼす懸念も。
そこで、日本の観光業界は一般人への影響を押さえつつ入れ墨(タトゥー)をしている外国人観光客を受け入れる方法を模索しつつあります。
ワンポイントの入れ墨(タトゥー)であれば隠せばよいとする施設も増えているようです。
それでもやはり、広範囲にわたるデザインを施している方については対応が難しいと言わざるを得ません。
これから入れ墨(タトゥー)を入れようか迷っている方は、もう一度それによって被る社会的デメリットについて考えていただきたいと思います。
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